ASJ CULTURE

ASJ文化事業部の活動や情報を発信していきます。

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)では、「住まい」は「ライフ・スタイル」の構築の場であり、その双方は「文化-Culture-」を形づくるものと考えています。ASJ文化事業部では、ASJ事業を「文化-Culture-」の側面からサポートし、発展を図るべく、広報誌、インターネットなどを通じて活動しています。
また、「ライフ・スタイル」を探求する各種セミナーやツアーを企画・実施していきたいと思っています。

2009/08/20

チンクエ・テッレ~世界遺産の海辺の村より~

asj-culture @ 8:45 PM

ジェノバからラスペツィア方面に向かう電車に乗り1時間半ほどでチンクエ・テッレに到着する。
名前の通りチンクエ(5つ)テッレ(村)でなる海沿いの小さな集落が点在する。
世界遺産にも登録されており、駅を降り立つと多くの観光客で小さな村は賑っている。

5つの村とは
・モンテロッソ・アル・マーレ
・ヴェルナッツァ
・コニーリィア
・マナローラ
・リオ・マッジョーレ

まずは、ジェノバ側からだと一番遠いリオ・マッジョーレに降り立つ。
この村から「愛の小道」と呼ばれる海沿いに道が作られている。
片方は青く透明な海が広がり、もう一方は崖が切り立つ岩肌が続く。
パス(一日5ユーロ)を購入し、次の村であるマナローラに向かう。

monument1

途中、愛のシンボルのモニュメントがあり、多くのカップルや夫婦がここで記念撮影。地平線まで広がる青い海を眺めながら20分ほど歩くと次のマナローラに到着。

これくらいならと次の村まで歩こうとまた歩き出した。
後ろを振り返ると切り立った崖に立てられたカラフルな家々の並ぶ姿がなんとも美しい。海沿いの家にはピンクやイエロー、オレンジの鮮やかな色彩が不思議と似合う。
manarola2
               マナローラを眺める

次のコニーリィアまでは急な坂道もあり、なかなかハードな道が続く。スニーカーなどハイキングスタイルで来るべきだった、と後悔をしながらも隣にある絶景に見とれながら、またきつい太陽に照らされながら1時間余り歩いた。
8月は暑く照りつける日差しが余りにきついが気候の良い時であれば快適な気持ちのいいハイキングコースとなりそうだ。

次のヴェルナッツァまでは1時間半コース。さすがに無理、だと電車で移動。電車だと僅か5分ほどで到着。

street-vernazza
              ヴェルナッツァの目抜き通り
      
この村は可愛らしい、と言う言葉が相応しく
小さな道沿いにはみやげ物屋やトラットリアなどのお店が軒を連ねている。
村の中をそぞろ歩きしながら、教会前の海辺で休憩。
のんびりとした時間の流れる中に身をゆだねながら海を眺めている、暫し至福の時間だ。
ここから次のモンテロッソ・アル・マーレまでは又海沿いの道がさらに続くが前回訪れたためこのヴェルナツッツァ止まり。
海から乗り合いの船に乗ってくることもできるこのチンクエ・テッレ。
村の景観もさることながら自然との調和の取れた美しさにただただ感動を覚える。
どこまでも広がる海と険しい岩肌の続く地形に突如として現れる愛らしい村々。
観光化されていくのが少し残念だが、自然との美の世界を堪能いただけるはずである。

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2009/08/06

ヴァカンス突入、そしてミラノはひっそり・・・

asj-culture @ 2:08 AM

sestri-male
6月頃からなんとかくみんなソワソワし始め、7月ともなると週末は海に山に出かけ、
週を追うごとにミラノの街は人の数が減っていき、8月ともなればついにヴァカンス本番に突入!
蜘蛛を散らしたように人が居なくなっていきます。

イタリアでは先週末民族大移動第一弾ともいえるヴァカンスへ出かける人達で高速道路は大渋滞。
日本で言えばお盆の帰省ラッシュ状態です。なぜか皆さん車での移動が大好きなようで大渋滞になることを知りつつ、それでも車で移動する人がほとんどです。
なにせヴァカンス中のもろもろの荷物もひつようですから、仕方がないのかもしれません。

おかげでミラノの街は本当にひっそりとしています。
チェントロ(中心地)でさえ、多くのバールも『Felie(休暇)』の張り紙と共にシャッターがピシャリ。
街にいるのは観光客とイタリア人以外の外国人居住者。
人の顔ぶれもいつもとは随分異なります。

そしてミラノの住居はほとんどがアパート(日本で言うとマンションになるのでしょうか)ですが、そのアパートのほとんどのシャッターが下ろされ、あんなに路上駐車で溢れかえっていた道路がすっきりとしています。
静かでいい、と言う方も多いのですが、何となく落ち着かないのは私だけでしょうか。
少し寂しい感じが漂うのです。

さて、日本では毎日のようにニュースで不況、前年度売上何パーセント減など気の滅入る報道ばかりが目に付きます。
不況下にあるのはこのイタリアも当然で、もしくは更なる厳しい状況にあるはずなのですが、それにもかかわらずイタリア人のバカンスに行く人は昨年より増加、とありました。
当然行き先はバリ島やモルディブ島などの南国の海からイタリアや近郊の海辺へと変わり、今まで1ヶ月が当たり前だった期間は1週間ほどと短縮されてはいますが、それでもヴァカンスなし、なんていうのはこの国では考えなれないことのようです。

日本人とイタリア人では考え方にあまりに違いがあるためどちらが正しいとは言えませんが、個人的にはイタリア人のヴァカンスでストレス発散思いっきりリラックスし、9月からまた心機一転(?)仕事するというスタイルの方が頷けます。エンジン全開状態ばかりでは息切れしてしまいます。給油とオイル点検の休止も時には必要ですよね。(日本社会では叶えるのが難しいですが)
1ヶ月というのは叶いませんが、日本のお盆時期ミラノを離れる予定です。
リグーリアにいる友人宅に今回もお邪魔し、青く澄んだ海を眺めてのんびり・・・心の休養を。

8月ミラノに来られる方へ
ミラノは8月2週目~3週目多くのお店・レストランがお休みになります。
せっかくの楽しみが・・・になりませんよう、お気をつけ下さい。

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